02社会福祉・医療事業団（高齢者・障害者福祉基金）助成事業
知的障害者の自己実現に対するサポート及びエンパワメントサポーター養成事業
目的
近年に入り、障害のある人たちの生活の状況はある程度、働く場所は確保されてきた。しかし多くの時間を占めている「余暇」にはいまだに多くの制限がある。また、行き場を探すだけで本人自身がやりたいことを探せる状況にもなっていない。レスパイト、ホームヘルプ、ガイドヘルプなど、家族や障害のある本人自身が利用できる制度やサービスは整いつつはある。しかし、家族の事情等により様々な制度、サービスを利用せざるを得ないという状況があった場合において、特に知的障害のある本人への支援が、どれだけ本人自身の希望、要求を受け入れ、満たそうと努力されているかについてはまだまだ課題が残っている。そこで真に大切な地域生活支援の実施には相談機能に留まらず、ニードの発掘、目的と課題の明確化、エンパワメントのサポート、サポーターの養成などを１つのパッケージとして提供することが必要とされるのである。
一方で、本法人は児童の健全育成と子育てを支援してきた児童館と、地域の福祉課題に一つ一つ取組んできた公益法人部門の京都市民福祉センターの二つの施設を擁している。そのような背景から数多くのボランティアも集まりやすい。これらの経験と財産を駆使し、現在の重要課題である知的障害のある本人たちが、単に社会参加するだけではなく、自己実現（本人の夢を支援）による社会参加を支援することを目的とする。 |
事業内容
�｜療�障害のある本人とその家族に対する個別相談の実施・運営
��知的障害のある本人による夢を語り合う会議
�Ｃ療�障害のある本人によるイメージを具体化するための見学
�っ療�障害のある本人に対する相談技術向上のための職員外部研修
�ッ療�障害のある本人に対する相談技術向上のための職員内部研修
�γ療�障害のある本人に対するサポートネットワーク構築のための委員会の設置・運営
�У�都市域における知的障害のある本人の社会資源育成のための広報活動
��本法人における知的障害のある本人の自己実現を通した社会参加支援事業情報の発信
��サポートシステムに関する職員外部研修
��サポートシステムに関する職員内部研修
��サポートシステム開発のための委員会の設置・運営
��サポーター確保のための講座の実施・運営
��サポータートレーニングのための研修プログラムの実施・運営
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